ジョウ

ジョウ(Hダイケンキ♂)

「こんなの後ろからさっさと倒した方が早いだろ。お前は小細工に時間かけすぎ」
「…怒っても泣いても何も変わらない。出来ないことは諦めて、他の手を探す方が利口だ」

むじゃきな性格
▼年齢 15くらい
▼装備 刀
▼戦闘スタイル 戦闘から捕獲援護までこなすオールラウンダー
獣でありながらギンガ団に所属する異例の団員。アサヒとコンビを組んで調査に赴いている。
冷静沈着で単独行動を好む。一部の人間以外にしか懐いておらず、特に獣には強い警戒心を抱いている。
アサヒとは相棒の関係だが、戦闘スタイルや性格の合わなさから頻繁に減らず口を叩いている。

戦闘スタイル

峰打ちでの捕獲援護と早業の剣の舞からの強攻撃を得意とするオールラウンダー。
通常攻撃では人間が作った刀を使う。

純白の凍土での出来事以降、心の中で鍛えられ続けた力を、感情に乗せて刀として振るう力を身につける。
早業では悲哀の感情を込めた打刀を、力業では憤怒の感情を込めた大太刀を心臓から抜き取り振るう。
この力は感情による振れ幅で威力が変わり、強いほど精神的な負荷が大きいため、必要な時に使えるようビャクと鍛錬をしている。

キャラエピソード

ギンガ団が見つけたタマゴ。ある程度育てたあとは野生に返そうという方針で育てられた。

しかし産まれて間もない頃、人間にホタテを奪われ壊されたことがトラウマで、帆太刀を作ることができなくなった。更には言語も人間の言葉しか理解ができず、それらの要因から獣の群れに戻ろうとも追い払われてしまう。

以来獣に警戒心ないし敵対心を抱き、一部の人間にしか心を開かなくなった。

アサヒのことも最初は警戒していたが、徐々に打ち解け自分の心の弱さやトラウマと向き合うようになっていく。


純白の凍土にて、自殺しようとするビャクを止める戦いの最中に、心を具現化した刀を取り出す術を編み出す。

長い間精神と共に鍛えられ続けた刀は他の種族が生み出すそれより頑丈で、感情で形を変えることができる。

その分自分すら傷つけるほど凶悪な切れ味のため、負担も大きい。


キャラとの関係

●アサヒ
はじまりの浜に流れ着いているところを拾った。初めは気が合わず、喧嘩も多かったが徐々に打ち解けていき、自他が認める相棒となる。
相棒になった後でもイモモチを巡って頻繁に喧嘩する。
●ベニサクラ(パラセクト♀@ベニ)
アサヒが捕まえた獣。初めは関わろうともしなかったが、紅蓮の湿地の件で認めると共に面倒を見るようになった。可愛い妹のような存在。癒し。
●セドナ(Hウインディ♂)
群青の海岸で出会った隣人。回りくどい言い方によく翻弄されている。苦手意識はあるが、嫌いではない様子。
●リミット(ドータクン)
アサヒに会いに来て早々レポートを書くと言われ訝しんでいたが、アサヒ共々姉のように世話をされている。
●ビャク(Hウォーグル♂)
ムラにやってきた宣教師。性格の明るさに圧倒される形で丸め込まれているが、満更でもない様子。
純白の凍土では自殺しようとする彼を助けるために戦い、力を認められて騎士に任命された。一応主従だが、立場は対等。
●ゴーダ
森キングとの戦いの後出会い、武器を錬成してくれるようになった。自分のような異質な存在にも寛容で、信頼している。


10年後に起こった強大な隣人との戦争をきっかけに女神に石板の守護者として任命され、200年もの間、新月島の門番を担っている。
神々が処刑しきれない凶暴な隣人たちを傘下に置き、暴走しないよう監視するほどの実力を持つため、神々には「黒騎士」と呼ばれていた。

アサヒが元の時空に戻って数年後に、石板を求める翡翠色の鎧を見に纏った騎士と対峙し敗北。女神の怒りを買うが、アサヒらに助けられる形で生きながらえている。
その後はアサヒに引き取られ、手持ちとして共に暮らしている。以前よりアサヒに依存気味で露骨に素直だが、本人は頑なに認めない。