コロン(オトシドリ♀)
おくびょうな性格
旅先の人間らの話を聞き、祝福を与えている仮面の美女。その献身さゆえ、聖女とも呼ばれている。
シャルラッハと名乗る少女と共に、伝説のハーブを探す旅路を行っている。
困った人がいれば声をかけ、傲慢な振る舞いのシャルラッハに対してもフォローを欠かさない。
不思議と関わったものは聖女に感謝して去っている。
「シャルラッハ様の唯一の利点がお家柄なのに中身までバカ猫になってるって?アハハハ!笑い殺さないでよ!」
「う、嘘嘘!?わたしが災いを鎮めるの!?無理!怖いでしょ!?勘弁してえ!」
青空のヌシの娘。周りに甘やかされて育ったお嬢様。
誰にでも愛される聖女のような振る舞いをするが、素の姿は卑怯陰湿我儘の三拍子。
自分以外の全てを見下し、特にシャルラッハのことを軽蔑している。
アルルがハーブを探しているところに出会い、聖女である自分の引き立て役を買って出るなら実家のハーブを持ってきてやる…とのことで交渉成立していた。実際は全然成立していない。
言い合いをしてばかりだが、なんだかんだ息ぴったり。
仮面を身につけての巡礼自体は、ヌシの家系が代々行なっている神聖な儀式のひとつ。
本来はひとの姿となって人間と獣に杭を抜くと災厄が現れる、決して災厄を呼び覚ましてはならないと説いて回らなければならないのだが、本来の仕事をサボりすぎたせいか、SNSで杭の存在が流行って全て抜かれてしまった。
ヌシたちに大目玉どころか本当に疫病染みた災厄がパルデア全体を襲う中、自称聖女のはずだったコロンはペストの能力で本当に災厄を封印する力を持つ聖女となり、災厄封印の巡礼を行う羽目となる。
キャラとの関係
バカ猫と見下している。なんだかんだ仲は良い方だが本人らは決して認めない。
ラヴァ(バウッツェル♀)
自分より慈悲深く心優しく、まさに聖人そのもののため勝手に嫉妬して勝手にライバル心を抱いているが、相手にすらされない。勝てる要素がない…
ペスト(リククラゲ♀)
災厄の四柱を封印するために本物の聖女にした張本人。訳もわからず人生を書き換えられて何をすればいいのか訳もわからないので、なりふり構わず困ったら呼んでいる。
ドット(テツノワダチ/♂)
容姿端麗明るく義理堅くてとっても強い、非の打ち所がない男。一目惚れして良く見られようと精一杯見繕ったが、相手が完璧すぎて接すれば接するほど自分が惨めになってしまった。ただ、彼はどんなに情けない姿を見せても不思議なほど優しい。